ケンブリッジ(イギリス)の渡英準備と滞在記

2019年秋からケンブリッジに滞在中。息子二人を育てながら、パン作りもたのしんでいます。

一時帰国後のホームシック

帰国して二週間経ち、突然ホームシックになってしまった。

 

イギリス滞在が始まってからの約三年間、

あー両親や妹に会いたいなとは思っても、

あー美味しい日本食を食べたいなと思っても、

ホームシックに襲われたことは一度もなかったのに。

 

一時帰国前日までは、自分自身のやりたいことや、子供たち関係のやらなくてはいけないことがたくさんあって、忙しい毎日を私なりに楽しんでいたのに。

 

日本に10日間帰っただけなのに、いつも誰かが喋っていて騒がしい実家、子供たちがジジババと楽しそうに遊んでいる姿、可愛い妹と姪っ子、孫に会えて嬉しそうな両親の姿が頭に浮かんできて、すっかり実家が懐かしくなり、今すぐにでもまた日本の家族の元へ帰りたくなってしまった。大好きな優しい義父母にも会いたい。

 

「ホームシックってなに?あなたのホーム(家族)はここじゃん!」とよく夫が言う。きっと夫にはこの気持ちは理解できない。

 

確かにそう、私のホームは夫と二人の子供と築いているこの家族。実家を出てから、もう10年以上も経つのに、実家を恋しく思うなんて初めてだ。一時帰国をして、自分が子どもでいても許される空間と、母親として存在している自分の家族と、両方を手に入れることができてしまったからかな。

 

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今の私の日常はケンブリッジにある。子供達はすっかり日常生活に戻っている。

長男は楽しそうに学校生活を話してくれるし、次男もプレイグループなどで英語や日本語をミックスして、少しずつ言葉が増えてきている。

 

しばらくはホームシックに浸っていても、きっとまたいつもの私に戻ると分かってる。

 

たくさん寝て、やることをやって、毎日忙しくしてホームシックなんて忘れよう。