先日、隣の家に泥棒が入りました。
私と息子はその逃走現場に立ち会ってしまい、犯人の顔をしっかりと見てしまいました。犯人も、私達が見ていたことを気づいていると思います。
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犯行時刻は16時過ぎ、だんだん薄暗くなってきた頃です。息子を保育園に迎えに行き、いつも通り裏庭から自宅へ入ろうとしたところ、パーカーを被った若い男が、隣家の塀から大きなごみ袋らしきものを放りなげ、2メートル以上ある塀をひらりと飛び越えました。
一瞬、目が点です!!
え!!なに?!だれ?!と思うのと同時に、何となく嫌な感じがしました。のんびりと靴を脱ぐ息子を急かして、大急ぎで部屋に入り、扉の鍵を締めて、ブラインドを閉めました。
ただ、あまりにも普通の男で、堂々としていたので、お隣の庭師さんかな?とも思ったりもしました。(お隣はお庭で沢山の木を育てているし、畑もされています。)
でも、やはり、なんとなーく、嫌だな、怖いなと、感じていました。
その後、塀を飛び越えた男とよく似た人が、我家のまわりをぐるぐるとしていました。すでに外は暗くなっており、私は二階から見ていましたが、はっきりとは分かりませんでした。
突然、玄関扉をゴンゴンゴン、ゴンゴンゴンと何回かノックされました。私は、「はーい、行きまーす」と返事をしたものの、「こんな時間に(と言っても、4時半過ぎですが)誰?なぜベルを押さない??」と不審に感じ、しばらく扉を開けませんでした。
すると、その人は立ち去りました。
我が家はインターホーンがないので、玄関に誰が立っているのかは分かりません。来訪者が誰か分からない時は、チェーンをしたまま玄関を開けたりもしていました。
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実はこの日、この件が発生する前に、事故現場を2回目撃していました。どちらもたまたま発生現場を目撃してしまい、なんとなくいやーな気がしていたので、特に怖く感じていました。
夫が帰宅するまで、気が気でなく、ただただ恐怖を感じる一日でした。
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翌日、お隣さんから「昨日泥棒に入られた」と教えられ、「あぁ、あの恐怖心、直感は正しかったんだ。」と感じました。
お隣さんは、夕方まで家族で買い物にいっていたそうです。帰宅したところ、部屋の部屋の電気がついていることを不審に思い、警察に連絡をしたところ、「まだ犯人が潜んでいる可能性があるので、車内で鍵を閉めて待機するように」との指示があったとのこと。
私と息子は、そのタイミングで帰宅してしまったようです。
そして、昨夜はお隣さんも警察も、我が家の玄関扉をノックなどしていないとのこと。
じゃあ、やっぱり昨日の扉をノックしたのは犯人だった?もし扉を開けたらどうなっていた?何をされた?と、今考えてもぞっとします。
盗まれたものは、ジュエリーと現金が少しと、古いスーツケースだったそうです。誰も怪我人がいなくてよかった。
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これもまた偶然なのですが、泥棒潜入の数日前に、大家さんから突然、「インターホーンつけますか?」と聞かれており、手配をお願いしていたので、一週間後の今日にさっそくインターホーンを夫が取り付けました🚪
Ring Door Bell: Home security というインターホンです。Wi-Fiにつなげば、夫も私もどこにいても携帯から来客の顔を見ながら対応ができます。
また、ベルを鳴らさなくても、玄関に人の気配を察知すると自動でcloudに録画をするので、今回のような時には証拠として警察に提出できます。
裏庭にも、Ring の防犯ライトも付けていただきました💡💡けっこう物物しい感じになったけど、これなら泥棒も「入りにくそう」と感じるのでは?と思います。
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大家さん曰く、「お隣さんは、うちが入っているセキュリティシステムには加入していないから、泥棒に入られたんだろう。泥棒はよく見てるよね。」とのこと。
でも実は、セキュリティを掛けるのが面倒くさくて、この3ヶ月間、外出時にもセキュリティをかけていませんでした。
セキュリティをセットしてから、20秒以内に鍵を閉めないと、大音量でサイレンが鳴るので、間に合わなくて毎回大音量のサイレンが鳴ってしまうのが面倒でした💦
ケンブリッジはロンドンに比べると田舎の学生街で安全だし、住んでいるエリアは静かな住宅街なので、私も少し気が緩んでいました。時には深く考えず、チェーンもせずに玄関扉を開けたりもしていました。
他山の石ではないですが、春にはもう一人生まれるし、わたし一人で二人の子供の命を預からなくてはいけない時間もあるのに、もっと用心しよう!!と自分に喝を入れ直すきっかけになりました。
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満月の日は犯罪や事故が起きる可能性が高いとか🌕
この日はウルフムーンという2020年最初の満月の日。何か関係があったのでしょうか。
写真を撮ったときは、あの男が泥棒だったとはまだ知らず、息子と部屋から満月を眺めていました。
泥棒や火事、交通事故には万全の態勢を取って気をつけたいです。