NHSでの出産について③
カンガルーケアを希望していたので、ミッドワイフがすぐに息子を私の体に乗せてくれました。手術室に移動するまで、ずっとだっこをしていました。
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しばらくして、あら、胎盤が出ないわね。というミッドワイフの言葉が聞こえてきました。
まだ余裕な感じでしたが、両足に促進剤の注射を打っても胎盤はでてこず。
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ベテランのミッドワイフが登場しても、やっぱりでてこず。
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医者が来て、むりやり取り出す処置をしても出てこず。これが、拷問。
ちなみに、妊娠してから初めてお医者さんに会いました‼️
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さらにベテランの医者が登場。
手術の内容や、もしかすると輸血になるという可能性を伝えられました。寝たまま、同意書にサインと日付を記入しました。
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手術室に移動。
はじめての下半身麻酔を経験しました。
リタイアして、週3日働いているという医師が隣に座って、手を握って話しかけてくれました。
が、「シフトが終わったから帰るね!」と(笑)
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だんだんと、ベッドの周りが騒がしくなってきたことに気がつく。医者も看護師も10人くらい集まってきて、なんだかバタバタしているなぁと、記憶の遠くで感じる。
※この時、大量出血をしていたそうで、寒気でガタガタ震え始める。
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シフトが終わったから帰るね、と言ったベテラン医師も戻ってきていることに気がつく。
「4パイントの失血をしました。1.5リットル輸血しました」と報告される
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手術が終わり、リカバリールームと呼ばれる部屋に入れられる。
(夫と赤ちゃんが待っていました)
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リカバリールームでは、通常出産ではなく、スペシャルケアが必要な人が赤ちゃんと一緒に入院しています。
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まだまだ失血の寒さでガタガタ震えているのに、
「では赤ちゃんに授乳をしてくださいね。」と言われて、鬼だ👹と感じる。もちろん、下半身はまだ動かないし、両手に点滴が刺さっていました。
赤ちゃんは空腹で泣いているので、朦朧とした意識の中、授乳しました😭
ベッドの上から赤ちゃんを落とすのが心配で、夫に赤ちゃんをしっかり抱いててもらう。
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20時頃
配膳係の方から、「パンを食べますか?コーヒーですか?紅茶ですか?」と聞かれる🍞
「でたー❗️噂に聞いていた、産後のパンの食事だ!!噂は本当だった!!」とすこし笑えてきました 笑
イギリスのよくあるペラペラの薄いパン2枚とジャム、紅茶を持ってきてくれました☕️
※お腹が空いたので、夜中に頂きました。
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20時半頃
コロナの影響により、同伴者は出産後2時間のみの滞在しか許されていません。そのため、夫は帰宅。
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リカバリールームでは一晩お世話になりました。常に視界の中に看護師さんがいてくれて、かなり心強かったです。
1時間おきに検温などのチェックで様子を見にきてくれました。
つづきます