ケンブリッジ(イギリス)の渡英準備と滞在記

2019年秋からケンブリッジに滞在中。息子二人を育てながら、パン作りもたのしんでいます。

イギリスの風邪薬

ケンブリッジに到着して一週間後、息子が風邪をひきました。おそらくNurseryでもらってきた風邪菌だと思いますが、まるっと一週間、熱を出していました🤒

日本では2日程度は自宅で様子を見て、熱が下がらなければ小児科に連れて行っていましたが、今回は病院に連れて行かず、日本から持参した処方薬で乗り切りました。

 

気管支が弱くて喘息気味、また、中耳炎になりやすい息子のために、日本のかかりつけ医からは「本当はできないんだけどね🚑」と言いながらも、薬を多めに処方して頂き、スーツケースに入れて持ってきたものが、早速役にたちました。

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イギリスの病院の事前情報として、

●GPでは風邪でもインフルエンザでも同じ薬を処方されるらしい(カルポルという名前の解熱剤らしいです)

●病院に行く為には、1週間後など先の予約しか取れないらしい

抗生物質は滅多に処方されないらしい

などと聞いていました。

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こちらで知り合った方曰く、風邪で病院に連れて行っても、薬局で買える薬(やっぱりカルポル)が処方されたそうで、この情報は正しい様です。

 

↑ただし、緊急事態の時は、

●GPに電話をかける際に、Emergencyと伝えると当日、もしくは翌日に予約がとれる

●大学付属病院に連れて行けば、3、4時間ほど待てば診てくれる、とのことで、少し安心しました。

 

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念のため、夫が息子の為に咳止めと鼻水止めをBoots(ブーツ)という薬局で薬剤師と相談をして、購入しました。

 

●咳止めと喉痛用の薬は妊婦(授乳中も)も使える薬で、風邪がうつってしまった私も服用してみましたが、とてもよく効きいた気がします。せっかくなのでご紹介します💊

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私は喉痛を感じると必ず発熱してしまうタイプですが、二回服用しただけで、すっかり回復してしまいました。(たまたまかもしれませんが)一日3〜4回、甘いシロップを服用します。

●鼻水止めは、私は使っていませんが、息子の様子を見ても今いち効果が分かりませんでした。でもせっかく買ったので、また次回も使ってみようと思います。

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イギリスは医療費が無料です。(さらに、イギリスは深刻な医者不足だそうです)

その為、風邪程度では病院に来ないで下さい、風邪は薬局で薬をもらってください、というような内容を、やんわりとGP登録の際にも言われた様な気がします。

薬局の薬は比較的安価で購入でき、薬剤師としっかり相談をしてから、病院で処方薬される薬を購入することができます。

病院や薬局で、薬を処方されるために長時間待つ、といった余計な時間をかけずに、効果的な薬が手に入るという点では、イギリスの医療制度は効率的なのかもしれません。

 

日本はすぐに病院に行き過ぎる、それもあって医療費が莫大なんだろな、と、なんだか考えさせられる一件になりました。

 

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何はともあれ、息子が元気に回復して、来週からはまたNurseryに行けそうです。

私もようやく家に缶詰め状態から解放されそうです🙌